グラスウール断熱材の安全性について

  天然の結晶性鉱物繊維であるアスベストは1ミクロン以下のきわめて細い繊維の束で、壊れると細くて長い繊維に分かれ、容易に肺胞にまで達してしまいます。そして体内の免疫機能に対する耐性が強く、排出されずに残ってさまざまな病気を引き起こす原因をもたらします。しかし、グラスウールは結晶ではないため、折れても肺に達するような細い繊維にならず、ほとんどが鼻や気管支で除去されます。また、非晶質のため体液に解けやすい性質を持っており、万一体内に侵入しても体液に溶け、短期間で対外に排出されます。
国際ガン研究機関(IARC)は2001年にグラスウールをカテゴリー<3>”ヒトに対する発がん性について分類できない物質”に分類し、より多くの信頼される試験調査などから、グラスウールの安全性の高さが確認されたことになります。
IARCによる発がん性分類
カテゴリー<1>ヒト発がん性がある・・・・・・・・・・・アスベスト、タバコ、アルコール飲料、カドミュームなど87品種
カテゴリー<2A>たぶんヒト発がん性がある・・・・・ホルムアルデビド、紫外線、ディーゼル排気ガスなど63品種
カテゴリー<2B>ヒト発がん性の可能性がある・・・コーヒー、ウレタン、スチレン、ガソリン、わさび、漬物など235品種
カテゴリー<3>ヒト発がん性に分類できない・・・・・グラスウール、ナイロン6、お茶、カフェインなど483品種
カテゴリー<4>たぶんヒト発がん性がない・・・・・・カプロタクラム1品種のみ
   また住宅に使用されるグラスウール製品には飛散防止剤が入っており、一度施工されたグラスウールからの再飛散はほとんどありません。
さらにグラスウール断熱材は壁体内に施工されるので、室内側の空気を汚染することもありません。
以上、グラスウールは長い歴史があり世界的にも安全な製品として認められており、今後も安心してお使いいただけます。
詳しくは・・・
旭ファイバーグラスホームページ http://www.afgc.co.jp
硝子繊維協会ホームページ http://www.glass-fiber.net